企業会計基準公開草案第6号
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準(案)」
企業会計基準適用指針公開草案第9号
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針(案)」の公表
平成17年8月10日
企業会計基準委員会
コメントの募集
近年、資本の部に対する考え方の変更や中間区分の設定が見られる中、企業会計基準委員会(以下「当委員会」という。)から平成16年12月に公表された企業会計基準公開草案第3号「ストック・オプション等に関する会計基準(案)」では、ストック・オプションに対応する金額の貸借対照表上の表示について、負債の部と資本の部の中間に独立の項目として計上することを提案しております。しかしながら、このような項目の性格については論争が多く、また、個別財務諸表に新たに中間区分を設けることについては慎重な検討が必要という意見も多いことから、ストック・オプションに対応する金額の表示区分について引き続き議論することとしておりました。
当委員会では、この問題について、貸借対照表表示検討専門委員会を設置し、当該専門委員会での討議を含め、検討してまいりましたが、平成17年8月5日の第86回企業会計基準委員会で標記の企業会計基準及び適用指針の公開草案(以下「本公開草案」という。)の公表が承認されました。
本公開草案の公表は、広くコメントを頂くことを目的とするものです。本公開草案に対するコメントがございましたら、平成17年10月11日(火)までに、原則として電子メールにより、下記へ文書でお寄せください。なお、個々のコメントについては直接回答しないこと、コメントを当委員会のホームページ等で公開する予定があること、名前が付されていないコメントは有効なものとして取り扱わないことを、あらかじめご了承ください。
なお、当委員会では、本公開草案を踏まえて、今後、「ストック・オプション等に関する会計基準(案)」を再公開することを予定しております。
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