IAS改訂金融商品会計基準(IAS第32号/第39号)の公表に関する当委員会のコメント

2004年1月13日
企業会計基準委員会(ASBJ)

企業会計基準委員会(ASBJ)は、国際会計基準審議会(IASB)が2003年12月に、包括的な金融商品会計基準である改訂国際会計基準(IAS)第32号「金融商品:開示及び表示」及びIAS第39号「金融商品:認識及び測定」の公表を行ったことにつき、敬意を表する。本改訂においては、公開草案の公表後いくつかの重要な再検討が行われ、結果として市場参加者の意見が多く採り入れられている。改善すべき点がいくつかあると認識しているものの、複雑な分野である本改訂におけるIASBの尽力に対して、会計基準設定主体として敬意を表する。

我が国は、改訂IAS第39号と概ね同様に、金融商品の保有目的に応じて会計処理を行うという考え方に基づいた包括的な金融商品会計基準を有している。また、我々は、そのような基本的な考え方が金融商品という形態ではなく、保有目的という実質優先の原則から重要であると考えている。我々は、先行して包括的な金融商品会計基準を導入している国々とともに、市場で得た経験を国際的な会計基準の改善のために役立てることができれば幸甚である。当委員会は、本改訂基準が世界の市場参加者に幅広く受け入れられることを希望する。

以上

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