ASBJ 企業会計基準委員会

IASB、金融商品の分類変更に関する改訂を発効日の明確化のために更新(IAS第39号及びIFRS第7号改訂)

2008年11月27日

国際会計基準審議会(IASB)は、本日、IAS第39号「金融商品:認識及び測定」及びIFRS第7号「金融商品:開示」に対して最近行った分類変更に関する改訂(2008年10月13日公表)について、当該改訂の発効日を明確化するための更新版を公表した。

改訂基準の公表後に、明確化の要請に対応して、IASBは10月の会議で発効日の規定を事後的に明確化した。

この明確化は、IASB Updateの10月号で公表され、改訂基準に組み込まれている。

改訂基準の更新版「金融資産の再分類-発効日及び経過規定」の冊子(ISBN978-1-905590-84-1)は、£10.00(及び郵送料)で、間もなくIASCF出版部から購入可能となる。

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プレス関係の問い合わせ先

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国際会計基準審議会(IASB)について

国際会計基準審議会(IASB)は、2001年に設立された国際会計基準委員会(IASC)財団の基準設定機関であり、独立した民間の非営利組織である。IASBは、公益に資するよう、一般目的財務諸表において透明性があり比較可能な情報を提供する、高品質かつ国際的な会計基準の単一のセットを開発することを公約している。この目的を追求するため、IASBは、広範にわたる公開の協議を行っているほか、世界中の国際機関や各国機関と協力している。その14人のメンバー(うち12人は常勤)は、9か国から選ばれ、幅広い職務上の経歴を有している。彼らは、IASC 財団の評議員会から選任されるとともに、これに対して説明責任を負っており、専門的な能力と、国際的なビジネス及び市場に関する経験の多様性に関して、選択し得る最良の組み合わせを選択することが要求されている。