鶯地隆継氏をIASB理事に指名

2011年2月25日

国際会計基準審議会(IASB)の監督機関であるIFRS財団の評議員会は、本日、鶯地隆継氏をIASBの理事に指名することを発表した。当初の任期は2011年7月1日からの5年間で、その後に任期3年の再任が可能である。

鶯地氏は、現在、住友商事株式会社のフィナンシャルリソーシズグループ長補佐を務め、IFRS解釈指針委員会の委員、日本経団連のIFRS導入準備タスクフォース事務局長、企業会計基準委員会(ASBJ)のアドバイザーでもある。神戸大学で経済学を学んだ。鶯地氏は、理事に就任する際に現在の役職を退くことになる。

IASBの議長に指名されているハンス・ホーヘルフォルスト(Hans Hoogervorst)氏及び副議長に指名されているイアン・マッキントッシュ(Ian Mackintosh)氏も当初の任期を2011年7月1日に開始する。

評議員会は、フィリップ・ダンジョウ(Philippe Danjou)氏を2期目の5年の任期で再任することも確認した。

鶯地氏の指名に関し、評議員会副議長の藤沼亜起氏は、次のように述べた。

「鶯地隆継氏は、IFRS、米国会計基準及び日本基準に従った財務諸表の作成に十分な経験がある。
IFRS採用を準備中の企業に勤務し、IFRS解釈指針委員会の委員でもあったので、鶯地氏は、基準設定プロセスにすぐに強力な貢献ができるだろう。」

IASB議長デイビッド・トゥイーディー卿は、次のように述べた。

「鶯地氏は、日本の財務報告界の一員として高い評価を受けている。私は、数年前からIFRS解釈指針委員会の委員としての彼を知っており、また、日本がIFRS採用の準備を進める中で緊密に協力しあってきた。この指名を大いに歓迎している。
フィリップ氏が引き続き審議会メンバーを務めることも喜ばしい。」

鶯地隆継氏は、次のように述べた。

「IASBに参加し、他の審議会メンバーと協力して一組の高品質な国際的会計基準の開発という高邁な目標の達成を目指すことを光栄に思う。」

プレス関係の問い合わせ先

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注釈

IFRS財団について

IFRS 財団は、国際会計基準審議会(IASB)の監視機関である。財団は、IASBを通じて、公益の観点から、一般目的財務諸表において透明性のある比較可能な情報を提供する高品質かつ国際的な会計基準の開発に取り組んでいる。

IFRS 財団の評議員会は、国際会計基準審議会(IASB)の作業とIFRS の厳格な適用を推進しているが、基準に関する技術的事項の決定には関与していない。

評議員は再任可能な3 年の任期で任命される。定数が充足される場合、評議員はアジア・オセアニア地域から6 名、ヨーロッパから6 名、北米から6 名、アフリカから1 名、南米から1 名、世界の残りの地域から2 名となるように選出される。

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