IASBが露天掘り鉱山の廃石除去に関連する費用の会計処理を明確化

2011年10月19日

国際会計基準審議会(IASB)は、本日、露天掘り鉱山の生産段階における剥土費用の会計処理に関する要求事項を明確化する解釈指針を公表した。この解釈指針は、IASBの解釈作成機関であるIFRS解釈指針委員会が開発した。

解釈指針委員会は、実務の不統一に対処するために、剥土費用(鉱石埋蔵資源へのアクセスを得るために露天掘り鉱山から廃石を取り除くプロセス)の会計処理を行う時期及び方法を明確化するよう求められた。

本解釈指針は、どのような場合に生産段階の剥土により資産を認識すべきなのか及びその資産を当初及びその後の期間においてどのように測定すべきかを明確化する。本解釈指針は、2013年1月1日以後開始する事業年度に適用され、早期適用が認められる。

IFRIC解釈指針第20号「露天掘り鉱山の生産フェーズにおける剥土費用」は、eIFRS購読者については、本日から、ウェブサイト(http://eifrs.ifrs.org)で入手できる。

以上

プレス関係の問い合わせ先

Mark Byatt, Director of Communications, IFRS Foundation
Telephone: +44 (0)20 7246 6472,Email: mbyatt@ifrs.org

Sonja Lardeau, Communications Manager, IFRS Foundationr
Telephone: +44 (0)20 7246 6463,Email: slardeau@ifrs.org

専門的な内容に関する問い合わせ先

Michael Stewart, Director of Implementation Activities
Telephone: +44 (0)20 7246 6922,Email: mstewart@ifrs.org

編集担当者への注釈

IFRS解釈指針委員会について

IFRS解釈指針員会(旧称IFRIC)は、IASBの解釈作成機関である。当委員会は、評議員会によって指名された投票権のある14名のメンバーで構成され、さまざまな国と職歴から選出されている。委員会の任務は、現在のIFRSの文脈の中で発生している一般的な会計処理の論点を適時に検討し、これらの論点に関して権威のある指針(IFRC解釈指針)を提供することである。当委員会の会議は、一般に公開され、またウェブ放映される。解釈指針を開発する際に、当委員会は、同様の各国の解釈指針委員会と緊密な作業を行い、透明性があり十分かつ公開されたデュー・プロセスに従っている。

IASBについて

IASBの設立は2001年で、独立の民間非営利組織たるIFRS財団の基準設定機関である。IASBは、公益のため、高品質の国際的な会計基準(一般目的の財務諸表において高品質で透明かつ比較可能な情報を提供する)の単一のセットの開発に取り組んでいる。この目的に向け、IASBは広範な公開協議を行い、世界中の国際機関及び国内機関の協力を求めている。IASBには現在、11か国から選出された多様な職歴をもつ15名の常勤メンバーがおり、2012年までに16名に増員となる。メンバーはIFRS財団の評議員会により選任され、評議員会への説明責任を負う。評議員会に求められているのは、専門的能力と多様な国際的ビジネス及び市場の経験との最善の利用可能な組合せを選択することである。評議員会は、その職務上、当局者のモニタリング・ボードへの説明責任を負っている。

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