ASBJ 企業会計基準委員会

IFRS財団評議員会が、IFRS財団定款の改訂のドラフティング・レビューを公表

2012年7月25日

IFRS財団の評議員会(国際会計基準審議会(IASB)のガバナンス及び監督に責任を負う)は、本日、IFRS財団定款のドラフティング・レビューを一般のコメントを求めるため公表した。

このドラフティング・レビューは、IASBの議長とIFRS財団の最高執行責任者との役割の分離を反映するための定款変更を織り込んでいる。この変更はモニタリング・ボードのガバナンス・レビューの結論に沿ったものである。

この分離はすでに2011年末の内部構造再編を受けて実施された。IASBの議長はもはやIFRS財団のCEOを務めていない。代わりに、この責任はエグゼクティブ・ディレクターの新しい役割に含まれている。Yael Almogが2012年の第1四半期にこの役割に任命された。このドラフティング・レビューは、一般のコメントを求めるため2012年10月23日まで公表される。IFRS財団のウェブサイトwww.ifrs.orgの‘open for comment’セクションから入手できる。


以上

プレス関係の問い合わせ先

Mark Byatt, Director of Communications and External Affairs, IFRS Foundation
Telephone: +44 (0)20 7246 6472
Email: mbyatt@ifrs.org

Chris Welsh, Communications Manager, IFRS Foundation
Telephone: +44 (0)20 7246 6495
Email: cwelsh@ifrs.org

編集担当者への注釈

IFRS財団について

IFRS財団は、国際会計基準審議会(IASB)の監督機関である。財団は、IASBを通じて、公益に資するよう、一般目的財務諸表において透明性があり比較可能な情報を要求する、高品質かつ国際的な会計基準の単一のセットの開発に取り組んでいる。

IFRS 財団の評議員会は、国際会計基準審議会(IASB)の作業とIFRS の厳格な適用を推進しているが、基準に関する技術的事項の決定には関与していない。その責任はIASBのみに委ねられている。