IASBが、3年ごとの公開協議の結論を受けての将来の作業プログラムを策定

2012年12月18日

国際会計基準審議会(IASB)は、本日、将来の優先事項を示すフィードバック・ステートメントの公表により、将来のアジェンダに関する広範な公開協議を完了した。公開協議には、公開での議論、投資者との会合及びオンライン討議フォーラムのプログラムが含まれ、80以上の国々から数千人もの利害関係者が関与した。IASBは、2011年7月に公表した協議文書に対して240通以上のコメントレターを受け取った。

公開協議に対する回答から5つの大まかなテーマが出てきた。第1に、回答者は、財務報告がほとんど絶え間なく変更された10年間の後は、比較的平穏な期間となるべきだと要望した。第2に、基準設定のための首尾一貫した実務的な基礎となる概念フレームワークに関する作業をIASBが優先させることに、ほぼ全員一致の支持があった。第3に、IASBは、IFRSの新規採用国のニーズに対応する、いくつかの対象を絞った改善を行うよう要望を受けた。第4に、IASBは、基準の適用と維持管理にもっと注意を払うよう要望を受けた。最後に、IASBは、新基準を開発する方法を改善するよう要望を受けた。これは、より厳密なコストと便益の分析及び問題定義を基準設定プロセスのより早期の段階で実施することにより行うものである。

新たな作業プログラムに関するコメントとして、IASB議長Hans Hoogervorst氏は次のように述べた。

「本日、我々は、新たな一組の優先事項、基準開発の新しい方法、及びグローバルな基準設定コミュニティーとの協力を深めるための新しい方法を示した。

私は、この公開協議に思慮深い回答を提供していただいた何千人もの人々に謝意を表したい。これは確かに、IASBの歴史の中での、また、財務報告の国際的言語としてのIFRSを確立するための我々の作業の中での、新たな一章である。」

IASBのアジェンダ協議に関する「フィードバック・ステートメント」では、受け取ったフィードバック及びフィードバックに対してどのような対応をしたのかを要約している。「フィードバック・ステートメント」は、こちらからダウンロードできる。

以上

プレス関係の問い合わせ先

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Chris Welsh, Communications Manager, IFRS Foundation
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フィードバック・ステートメント アジェンダ協議2011の原文は、IASBのウェブサイトの中のフィードバック・ステートメント アジェンダ協議2011のプロジェクトから入手が可能です。

フィードバック・ステートメント アジェンダ協議2011の日本語訳は以下からダウンロード可能です。この翻訳は、企業会計基準委員会スタッフが参考のために作成したものです。ご利用にあたっては、必ず原文をご参照ください。

なお、本資料はPDFファイルのみでの提供ですので、あらかじめご了承ください。

フィードバック・ステートメント アジェンダ協議2011の和訳

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