ASBJ 企業会計基準委員会

IASBがIFRS第3号の適用後レビューに関する公開協議を開始
IASBは、企業結合基準が意図されたとおりに機能しているのかに関して知るために、基準の適用に関するフィードバックを求めている

2014年1月30日

国際会計基準審議会(IASB)は、本日、IFRS第3号「企業結合」のレビューの公開協議段階を、当該基準の適用の経験及び適用の影響に関する情報要請(RfI)の公表によって開始した。この情報要請は次のことに関するフィードバックを求めている。当該基準が財務諸表利用者に有用な情報を提供しているのかどうか、当該基準に適用上の課題となっている領域があるかどうか、当該基準の要求事項の作成、監査又は執行の際に予想外のコストが生じているかどうかである。

情報要請の公表に加えて、IASBは、IFRS第3号の適用の影響に関して追加的なフィードバックを収集するため、広範囲のアウトリーチ活動を国際的に実施する。

レビューに対するコメントとして、IASB議長Hans Hoogervorstは次のように述べた。

「この情報要請は、我々の公式のアウトリーチ・プログラムの重要な一部となるものである。IFRS第3号が首尾一貫した基礎で適用されているのかどうかを知る上で非常に貴重なものとなるであろう。我々が受け取るフィードバックは、導入後に意図しなかった帰結が生じているのかどうかを理解する上でも役立つであろう。IFRSコミュニティ全体からコメントを受け取ることを楽しみにしている。

この情報要請は、2014年5月30日まで公開協議のため公開され、www.ifrs.orgComment on a Proposalセクションを通じてアクセスできる。追加的な情報は、アウトリーチ活動に関する情報も含めて、プロジェクト・ページhttp://go.ifrs.org/PIR-of-IFRS-3で入手できる。

以上

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