ハンス・フーガーホーストがIASB議長に再任、イアン・マッキントッシュは初回任期満了時に副議長を退任へ

2016年2月12日

IFRS財団の評議員会(国際会計基準審議会(当審議会)のガバナンスと監督の責任を負う)は、本日、ハンス・フーガーホーストをIASB議長として2期目(2016年7月1日から5年間の任期)の再任をしたことを発表した。同時に、評議員会は、イアン・マッキントッシュが2期目を務めない決意をし、初回の任期が満了する2016年6月30日にIASB副議長を退任することを発表した。

フーガーホースト氏とマッキントッシュ氏のリーダーシップの下、当審議会は、財務報告の品質の多くの大幅な拡充を導入した。これには、IFRS第9号「金融商品」、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」、最近のIFRS第16号「リース」の最終化などがある。同じ期間に、IFRS基準及びIFRS for SMEsを適用する国の数の大幅な増大があり、欧州連合や他の法域によるIFRS基準の使用に関しての肯定的評価もあった。

さらに、この期間に当組織はいくつかの重要な革新や取組みも導入した。これには、世界中でのIFRS基準の使用に関して正確で信頼性のある情報を提供するための大規模なリサーチ・プロジェクト、「財務報告における投資者」プログラムの導入の成功、新しいミッション・ステートメントなどがある。

IFRS財団は現在、体制とその有効性に関するレビューを行っており、当審議会は今後5年間のアジェンダのレビューを行っている。これらのレビューは、当審議会の構成及び規模の変更の可能性と今後数年の作業を検討している。その中で、マッキントッシュ氏は、自身が2016年に当審議会を退任することを提案した。評議員会は、体制とその有効性に関するレビューを今後数か月のうちに議論するつもりである。

この変更に関するコメントとして、IFRS財団評議員会の議長ミシェル・プラダ氏は次のように述べた。

「ハンスとイアンは、この5年間、IASBの強力かつ効果的なリーダーシップを提供し、財務報告の大幅な新しい改善を導入したと同時に、IFRS基準のグローバルな採用へ向けた継続的な進展を監督してきた。

ハンスが2期目を務めることは嬉しいことであり、IASBが直面する今後の課題への対処に成功を収めることを願っている。同時に、評議員会を代表して、イアンに対し、副議長としての任期及びそれ以前の期間におけるIASBの作業への並々ならぬ貢献に深い感謝を述べたい。彼には誇りにすべき遺産がある。」

以上

編集担当者への注釈

ハンス・フーガーホースト氏の経歴

フーガーホースト氏は、オランダ金融市場庁(AFM)の前長官、IOSCOの専門委員会の前議長である。金融危機諮問グループ(国際市場の経験を有するビジネスリーダーのハイレベルグループで、金融危機に対するIASBとFASBの共同の対応に関してIASBとFASBに助言をするためのグループ)の共同議長を務めた。IFRS財団(IASBの監督機関)のモニタリング・ボードの議長も務めた。

1998年から2007年までの間に、財務大臣、健康・福祉・スポーツ大臣、社会問題副大臣など、オランダ政府のさまざまな役職を務めた。それ以前には、オランダ議会議員及び財務省上級政策顧問も務めていた。ワシントンDCのワシントン・ナショナル銀行の幹部職員としても3年間勤務した。

現代史の修士号(アムステルダム大学、1981年)、国際関係学修士号(ジョンズ・ホプキンス大学の高等国際問題研究大学院で国際経済とラテン・アメリカ研究を専攻)を保有している。

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