IASBがcovid-19に関連した賃料減免の借手の会計処理に対する支援の延長を提案

2021年2月11日

国際会計基準審議会（当審議会）は本日、covid-19（新型コロナウィルス疾患）に関連した賃料減免の借手の会計処理を支援するために2020年に公表したIFRS第16号「リース」の修正の適用期間を１年延長する提案を公開協議のために公表した。

当初の修正は、2020年5月に、covid-19に関連した家賃免除や一時的な家賃減額などの賃料減免を借手が会計処理することを容易にしつつ、リースに関する有用な情報を投資者に引き続き提供するために公表された。この実務上の便法は、現在、2021年6月30日以前に期限が到来するリース料のみを減額する賃料減免に適用されている。

利害関係者からの要望に対応し、covid-19パンデミックが依然として最盛期にあることから、当審議会は、2022年6月30日以前に期限が到来するリース料のみを減額する賃料減免を対象とするように救済措置を拡張することを提案している。

IFRS財団の評議員会は、この提案の緊急の性質により、この公開協議について通常よりも短い14日のコメント期間を承認した。

公開草案「2021年6月30日より後のCovid-19に関連した賃料減免」（IFRS第16号の修正案）に対するコメント提出の期限は、2021年2月25日である。

以　上

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公開草案「2021年6月30日より後のCovid-19に関連した賃料減免」（IFRS第16号の修正案）の日本語訳は以下からダウンロード可能です。この翻訳は、企業会計基準委員会スタッフが参考のために作成したものです。ご利用にあたっては、必ず原文をご参照ください。

なお、本資料はPDFファイルのみでの提供ですので、あらかじめご了承ください。

公開草案「2021年6月30日より後のCovid-19に関連した賃料減免」（IFRS第16号の修正案）