IASBがIFRS第17号とIFRS第9号を初めて適用する保険会社に対する経過措置の軽微な修正を提案

2021年7月28日

国際会計基準審議会(当審議会)は本日、IFRS第17号「保険契約」の経過措置の狭い範囲の修正を提案した。この修正案はIFRS第17号の他の要求事項には影響を与えない。

多くの保険会社がIFRS第17号とIFRS第9号「金融商品」を2023年から初めて適用する予定であり、これらの新基準書を適用するための準備が進んだ段階にある。しかし、こうした保険会社の一部が、新基準書の適用開始時の重大な一時的な会計上のミスマッチについて当審議会に伝えた。このミスマッチにより、会計処理の変更を投資者に伝えることがより困難となる可能性がある。こうしたミスマッチは、IFRS第17号とIFRS第9号が最初に適用される際に表示される過去の期間において、IFRS第9号が金融資産の会計処理に反映されていない状況で生じる。

IFRS第17号の狭い範囲の修正案は、特定の金融資産についての比較情報をIFRS第9号と整合する方法で表示する選択肢を与えることによって、こうした保険会社がこの問題に対処することを可能にするであろう。

公開草案「IFRS第17号とIFRS第9号の適用開始―比較情報」は、2021年9月27日までコメントを求めるために公開される

以 上


公開草案「IFRS第17号とIFRS第9号の適用開始―比較情報」の日本語訳は以下からダウンロード可能です。この翻訳は、企業会計基準委員会スタッフが参考のために作成したものです。ご利用にあたっては、必ず原文をご参照ください。

なお、本資料はPDFファイルのみでの提供ですので、あらかじめご了承ください。

公開草案「IFRS第17号とIFRS第9号の適用開始―比較情報」

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