日印ダイアローグの発足及び日印フォーラム2010を開催

IFRS対応会議に参加するASBJ/FASF、日本公認会計士協会、日本経団連及び東京証券取引所グループでは、我が国への円滑なIFRS導入に向けての活動の一環として、インドにおけるIFRS関連の問題を横断的に扱っているIFRSコア会議(インド企業省、財務省、会計検査院、証券委員会、準備銀行、証券取引所、会計士協会、会計基準設定主体他)との間で、定期的な協議機関「日印ダイアローグ」を立ち上げることに合意し、7月26日に第1回の会合を東京で開催しました。

インドでは、2011年4月より段階的にIFRSとコンバージェンスしたインド基準の導入が開始され、2014年4月にはこれを全面的に導入することが予定されており、様々な立場毎に問題意識や知見を共有することが期待されています。

ダイアローグの共同作業グループでは、今後IFRS適用やコンバージェンスに関連して生じる様々な課題について、日印の市場関係者間で密接な連携を図っていくためのMoUが締結され、ダイアローグに関する今後3年間の運営方針と次回の全体会議をインドで開催することが決まっています。

また当日は、規制当局、会計基準設定主体、会計士協会、産業界、証券取引所のセクション毎のサブ・グループによる情報交換や意見交換も行われています。

翌7月27日は、本ダイアローグの活動をより多くの皆様にご理解頂くために、大塚金融担当副大臣をはじめ両国のキーパーソンをスピーカーに招いた「日印フォーラム2010」を経団連会館国際会議場で開催いたしました。当日のフォーラムのスケジュール及び講演内容は以下のとおりです。

講演タイトル 講演者
基調講演1 大塚耕平 内閣府金融担当副大臣
基調講演2 R.Bandyopadhyay インド企業省次官
インド市場について C.B.Bhave インド証券取引委員会議長
日本の資本市場について 斉藤惇 ㈱東京証券取引所グループ代表執行役社長
インドの資本市場について Ravi Narain インドナショナル証券取引所CEO
規制当局の立場からのIFRS導入の課題 P.R.Ravi Mohan インド中央銀行事務局長
三井秀範 金融庁総務企画局企業開示課長
監査人の立場からのIFRS導入の課題 Amarjit Chopra インド公認会計士協会会長
山崎彰三 日本公認会計士協会会長
産業界の立場からのIFRS導入の課題 T.V.Mohandas Pai インフォシステクノロジーズ取締役
上田良一 三菱商事㈱代表取締役副社長執行役員
会計基準設定主体の立場からのIFRS導入の課題 Manoj Fadnis インド企業会計基準委員会委員長
西川郁生 企業会計基準委員会委員長
パネル・ディスカッション 共同モデレーター

  • 木下俊男 日本公認会計士協会専務理事
  • R.Bandyopadhyay インド企業省次官

パネリスト

  • 島崎憲明 IFRS対応会議 国際対応委員会委員長、IFRS財団 Trustee
  • 内藤純一 金融庁総務企画局長
  • Radhakrishnan Nair インド保険規制開発庁メンバー
  • G.Ramaswamy インド公認会計士協会副会長
  • P.R.Ravi Mohan インド中央銀行事務局長
  • Sunil Verma インド会計検査院検査官補佐
  • Usha Narayanan インド証券取引委員会事務局長
  • Praveen Kumar Tiwari インド年金基金規制開発庁事務局長

※敬称略。なお講演者の肩書きは当日のプログラムに記載されたものです。

当日は約250名の聴講者を集め、夕刻には日印関係者によるレセプションも開催されました。

ASBJからは、会計基準設定主体の立場からのIFRS導入の課題について、西川企業会計基準委員会委員長が、Manoj Fadnisインド会計基準委員会委員長とともに講演しています。

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