ASBJ 企業会計基準委員会

第9回 テーマ協議会議事概要

日時

平成17年3月18日(金) 11時00分~12時00分

場所

(財)財務会計基準機構 会議室

議題

  1. 会計基準委員会の活動報告
  2. 新規テーマ案に関する審議
  3. その他

議事概要

1.企業会計基準委員会の活動報告

企業会計基準委員会の石井常勤委員から、テーマ協議会からの提言に対する同委員会の対応状況及びIASBとの共同プレシェクトの状況について資料に基づき報告が行われた。

出席委員からは、中小企業の会計に関して関係機関などから既に公表されている3つの報告書をまとめようとする動きがあることに関し、意見が出された。

2.新規テーマ案に関する審議

伊藤委員から、既に提言済みのテーマ「業績の測定と報告、開示様式(収益の認識および測定を含む)」の一環として、包括的な収益認識基準の開発を早期に検討してほしいとの要望があった。また、「情報サービス産業における会計処理」に関わる収益の認識および測定の問題については、優先度が高く、緊急性があるため、これを個別問題として取りあげるべきとの複数委員からの意見や、適用指針又は実務対応報告レベルの開発とすることが適当との意見があった。これらの意見を踏まえ、「情報サービス産業における会計処理」に関わる収益の認識および測定の問題を新規テーマ案として企業会計基準委員会に提言することとされた。

3.その他

平成17年3月15日に日本公認会計士協会から公表された会長通牒「ディスクロージャー制度の信頼性確保に向けて(監査人の厳正な対応等について)」の内容に関し、意見が出された。


以上