日時 | 2004年11月26日(金) 10時00分~12時45分 |
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場所 | (財)財務会計基準機構 会議室 |
標記の実務対応報告の公表に関する審議が行われた。冒頭、石井委員より、本日の審議に関する概要説明がなされ、続いて、湯川専門研究員より、公開草案に対して寄せられたコメントの内容及び対応案並びにコメント対応案を反映させた本実務対応報告の原案の概要説明がなされた。説明の後、審議・採決が行われ、最終的な字句等の修正については委員長に一任することを前提に、出席委員12名全員の賛成をもって、原案を公表することが承認された。
西川副委員長及び布施専門研究員より、企業結合専門委員会における検討状況の説明がなされた。今回は連結原則の「支配」(子会社)と企業結合会計基準の「支配」(取得)との関係で、結合後企業が他の会社の子会社に該当することとなる場合におけるパーチェス法の適用についての検討状況の説明がなされ、意見交換が行われた。
西川副委員長及び秋葉統括研究員より、事業分離専門委員会における検討状況についての説明がなされた。今回は、来年に公表を予定している『「事業分離等に関する会計基準」の検討状況の整理(案)』の構成案及び一部文案について審議が行われた。
西川副委員長及び豊田専門研究員より、ストック・オプション等専門委員会における検討状況についての説明がなされた。今回は第1論点として「費用認識の相手勘定」、第2論点として「非公開会社の取扱い」が取り上げられ、それらに対する検討事項並びに事務局案が提示された後、意見交換が行われた。なお、この2つの論点については次回の委員会においても引き続き審議することとされた。
西川副委員長より、退職給付専門委員会の専門委員の選任について提案がなされ、承認された。
なお、今回議題に挙げられたもののうち報告事項については、資料の配布を持って報告とすることとされた。
以上