日時 | 2005年2月4日(火) 13時30分~15時30分 |
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場所 | 財務会計基準機構 会議室 |
山田IASB理事より、2004年におけるIASBの活動状況の説明がなされた。説明では、IASBが新規に立ち上げたプロジェクトやワーキンググループの活動状況、またその他審議が継続中のプロジェクトの概要が具体的に提示され、意見交換が行われた。また1月(19~21日)に開催されたIASB会議(内容については「IASB会議報告(第42回会議)」をご覧下さい。)の報告もなされた。
なお、意見交換における主な発言は以下のとおりである。
西川副委員長及び布施専門研究員より、「事業分離等に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」の開発に関する今後のスケジュールについての説明がなされた。 スケジュールについては、先般公表した「検討状況の整理」のコメント募集期間、改正会社法の成立等を考慮すると、当初の予定よりも後にずれるが、以下のとおりとすることが確認された。
また、これに関連した自己株式等会計基準及び適用指針の改訂については、会社法対応の流れの中で検討していくことが確認された。
西川副委員長より、貸借対照表表示検討専門委員会の専門委員の選任(案)が提示され、了承された。なお、当該専門委員会では貸借対照表における貸方項目(さしあたり、新株予約権、少数株主持分、繰延ヘッジ損益の3項目の表示について)の検討を行うことを予定しており、その設置については既に承認されていたものである。
以上