第99回企業会計基準委員会議事概要

日時 2006年2月17日(金) 13時30分~16時55分
場所 財務会計基準機構 会議室

議題

審議事項

  1. 実務対応報告公開草案「厚生年金基金に関する交付金の会計処理に関する当面の取扱い(案)」について
  2. 関連当事者開示検討専門委員会における検討状況について
  3. リース会計専門委員会における検討状況について
  4. 棚卸資産専門委員会における検討状況について
  5. 四半期会計基準専門委員会における検討状況について
  6. 専門委員の選任について

報告事項

  1. 過年度遡及修正に関する会計基準のコンバージェンスへの取組みについて
  2. 「概念フレームワーク」プロジェクトについて
  3. 日本公認会計士協会からの報告

議事概要

審議事項

(1)実務対応報告公開草案「厚生年金基金に関する交付金の会計処理に関する当面の取扱い(案)」について

石井委員及び秋葉統括研究員より、厚生年金基金に関する交付金の会計処理については、これまでの専門委員会での検討状況を取りまとめて実務対応報告という形での公表が想定されていることを受けて、標記公開草案の文案に基づいた説明がなされ、審議が行われた。

(2)関連当事者開示検討専門委員会における検討状況について

石井委員及び新井専門研究員より、関連当事者開示検討専門委員会での検討状況の説明がなされた。今回は、主に公開草案原案のポイント(関連当事者に係る会計基準としての開示のあり方、国際会計基準の規定との相違点)について、専門委員会における検討状況を踏まえスタッフ・ワーキング・ペーパーとしてまとめられた資料に基づいて説明がなされ、審議が行われた。

(3)リース会計専門委員会における検討状況について

石井委員及びリース会計専門委員会の小賀坂専門委員より、現行基準の原則法である「売買取引に準じた会計処理」をベースに主に貸手側の具体的会計処理及び所有権移転外ファイナンス・リースが各財務諸表項目に与える影響についての調査結果について、専門委員会での検討状況の説明がなされ、審議が行われた。

(4)棚卸資産専門委員会における検討状況について

石井委員及び湯川専門研究員より、棚卸資産専門委員会における検討状況の説明がなされた。今回は、基本検討項目(収益性の低下に基づく簿価切下げの考え方、収益性の低下を区別するか否か、収益性の低下に基づく簿価切下げ額の損益計算書上の表示方法等)についての具体的な検討状況の説明がなされ、審議が行われた。

(5)四半期会計基準専門委員会における検討状況について

石井委員及び出田専門研究員より、平成17年12月27日に公表された論点整理に対するコメント募集期間中に、実務への影響が大きいと予想されて掘り下げた検討を行うとして個別検討項目の1つに挙げられた法人税等の扱いについて、専門委員会での具体的な検討状況の説明がなされ、審議が行われた。

(6)専門委員の選任について

西川副委員長より、特別目的会社専門委員会の専門委員の選任についての説明がなされ、了承された。なお、当該専門委員会は特別目的会社の連結に関する事項(組合など会社に準ずる事業体の具体的な取扱いも含む。) について検討することが予定されており、専門委員会の設置については既に了承されていたものである。

報告事項

(1)過年度遡及修正に関する会計基準のコンバージェンスへの取組みについて

五反田屋専門研究員より、わが国においては従来認められていなかった過年度事項の修正が、会社法(平成17年第86号法律)により容認されることになったこと、及び当委員会は国際会計基準とのコンバージェンスの観点からリサーチ・プロジェクトで検討する旨、公表していることを受けて、当該プロジェクトにおける今後の具体的活動内容やスケジュールについての説明がなされた。

(2)「概念フレームワーク」プロジェクトについて

豊田統括研究員より、わが国における今後の会計基準開発に明確な指針を与え、わが国の会計基準の考え方の説明と理解を役立てることを目的として、財務会計に関する「概念フレームワーク」プロジェクトを立ち上げる旨の報告がなされ、併せて今後のスケジュールの概要が説明された。

(3)日本公認会計士協会からの報告

日本公認会計士協会常務理事である小宮山委員より、日本公認会計士協会からの報告として、「会社法の施行及び新たな会計基準等の適用に伴う会計制度委員会報告等の改正(公開草案)」が公表されたことを受けてその概要の説明がなされた。

以上

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