日時 | 2006年4月11日(火) 13時30分~17時55分 |
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場所 | 財務会計基準機構 会議室 |
標記企業会計基準公開草案の公表に関する審議が行われた。冒頭、西川副委員長より、本日の審議に関する概要説明がなされ、続いて、湯川専門研究員より前回の委員会からの変更点を中心に当該公開草案の説明がなされた。説明の後、審議・採決が行われ、字句等の修正は委員長に一任することを前提に、出席委員全員の賛成をもって公表することが承認された。
テーマ協議会の川北議長より、平成18年3月10日に行われた第11回テーマ協議会における議事概要の報告がなされた。今回はテーマ協議会において石井委員より当委員会の活動状況の説明がなされたことが報告された。なお、今回はテーマ協議会からの提言事項はなかった。
石井委員及びリース会計専門委員会の小賀坂専門委員より、リース会計専門委員会における検討状況の説明がなされた。今回は、リース会計に関する会計基準案及び同適用指針案の文案が提示され、これまでの検討状況を踏まえながら文案に沿った形での説明がなされて審議が行なわれた。
西川副委員長及び石原研究員より、標記実務対応報告公開草案に寄せられたコメントへの検討など、専門委員会での検討状況を踏まえた公開草案からの変更点の説明及びその中で個別論点として別途検討すべき事項の説明がなされ、審議が行なわれた。
石井委員及び新井専門研究員より、四半期財務諸表作成基準に関する論点の整理に寄せられたコメントへの対応案について説明がなされた。なお、今回は前回の第101回委員会(3月28日開催)における説明部分(論点1~4までの部分)以降の箇所についての説明がなされ、審議が行なわれた。
西川副委員長及び秋葉統括研究員より、特別目的会社専門委員会における検討状況の説明がなされた。今回は、投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱いについて、公表物と想定されている実務対応報告の文案に基づいた形での説明がなされ、審議が行なわれた。
西川副委員長及び五反田屋専門研究員より、標記公開草案に寄せられたコメントの紹介とその対応案についての説明がなされた後、審議が行われた。
なお、標記公開草案におけるコメントの募集については、1月27日から2月27日を締め切りとして設定されていたものである。
西川副委員長及び布施専門研究員より、会社法対応専門委員会における検討状況の説明がなされた。今回は、繰延資産の会計処理の当面の取扱いについての概要及びその具体的な検討内容が、公表物として想定されている実務対応報告公開草案の文案に沿った形で説明され、審議が行なわれた。
石井委員、新井専門研究員及び五反田屋専門研究員より、関連当事者開示検討専門委員会における検討状況の説明がなされた。今回は新井専門研究員より関連当事者の開示に関する会計基準案について、前回の委員会からの変更点を中心に文案に沿った形での説明がなされ、その後、五反田屋専門研究員より会計基準案の変更事項を踏まえた、同適用指針の文案についての具体的な検討状況の説明がなされて審議が行われた。
山田IASB理事より、3月28日から31日の4日間に開催されたIASB会議の報告がなされた。
報告事項(1)、(2)、(4)については、資料の配布をもって報告するものとされた。
以上