ASBJ 企業会計基準委員会

第112回企業会計基準委員会議事要旨

日時 2006年9月1日(金) 13時30分~16時30分
場所 財務会計基準機構 会議室

議題

審議事項

  1. 実務対応報告「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い(案)」について【公表議決】
  2. 実務対応報告「有限責任事業組合及び合同会社に対する出資者の会計処理に関する実務上の取扱い(案)」について【公表議決】
  3. 企業会計基準適用指針公開草案「払込資本を増加させる可能性のある部分を含む複合金融商品に関する会計処理(案)」について
  4. 企業会計基準「関連当事者の開示に関する会計基準(案)」及び企業会計基準適用指針「関連当事者の開示に関する会計基準の適用指針(案)」について
  5. 四半期会計基準専門委員会における検討状況について
  6. 基本概念専門委員会における検討状況について
  7. 新公表物の公表に伴う既公表物の修正方法について
  8. 専門委員の退任について

報告事項

  1. 日本公認会計士協会からの公表物に係る報告

議事概要

審議事項

実務対応報告「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い(案)」について

西川副委員長及び秋葉統括研究員より、前回の委員会からの変更点を中心に実務対応報告の文案を説明の後、審議・採決が行われ、字句等の修正は委員長に一任することを前提に、出席委員全員の賛成をもって公表することが承認された。

実務対応報告「有限責任事業組合及び合同会社に対する出資者の会計処理に関する実務上の取扱い(案)」について

上記(1)に引き続き、五反田屋専門研究員より、前回の委員会からの変更点を中心に実務対応報告の文案を説明の後、審議・採決が行われ、字句等の修正は委員長に一任することを前提に、出席委員全員の賛成をもって公表することが承認された。

公表された実務対応報告につきましては実務対応報告第20号「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」

および実務対応報告第21号「有限責任事業組合及び合同会社に対する出資者の会計処理に関する実務上の取扱い」

審議内容につきましては、議事要旨(1)(2)実務対応報告第20号「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」及び実務対応報告第21号「有限責任事業組合及び合同会社に対する出資者の会計処理に関する実務上の取扱い」についてをご覧ください。

企業会計基準適用指針公開草案「払込資本を増加させる可能性のある部分を含む複合金融商品に関する会計処理(案)」について

西川副委員長及び石川研究員より、前回の委員会からの変更点を中心に当該公開草案の説明および次回、企業会計基準委員会において当該公開草案の公表議決予定であることが説明され、審議が行われた。

審議内容につきましては、議事要旨(3)企業会計基準適用指針公開草案「払込資本を増加させる可能性のある部分を含む複合金融商品に関する会計処理(案)」について

審議資料につきましては審議事項(3)取得条項付の転換社債型新株予約権付社債の発行者側の会計処理(一括法)をご覧ください。

企業会計基準「関連当事者の開示に関する会計基準(案)」及び企業会計基準適用指針「関連当事者の開示に関する会計基準の適用指針(案)」について

石井常勤委員、五反田屋専門研究員より専門委員会での検討状況及び、前回の委員会からの変更点を中心に当該会計基準等の説明がなされ、審議が行われた。

審議内容につきましては、議事要旨(4)企業会計基準「関連当事者の開示に関する会計基準(案)」及び企業会計基準適用指針「関連当事者の開示に関する会計基準の適用指針(案)」について

審議資料につきましては審議事項(4)従業員のための企業年金関連基準案 別案をご覧ください。

四半期会計基準専門委員会における検討状況について

石井常勤委員より、本日の審議に関する概要説明がなされ、続いて新井専門委員および出田専門研究員より専門委員会での検討状況及び、前回の委員会からの変更点を中心に当該会計基準等の説明がなされ、審議が行われた。

審議内容につきましては、議事要旨(5)四半期会計基準専門委員会の検討状況について

審議資料につきましては

をご覧ください。

基本概念専門委員会における検討状況について

豊田統括研究員より、基本概念専門委員会における検討状況及び、前回の委員会からの変更点を中心に概念フレームワーク文案の説明がなされた。

審議内容につきましては、議事要旨(6)基本概念専門委員会における検討状況についてをご覧ください。

新公表物の公表に伴う既公表物の修正方法について

秋葉統括研究員より、ASBJにおける公表物が増えてきたことから「新公表物の公表に伴う既公表物の修正方法」について説明がなされ、了解された。

審議資料につきましては審議事項(7)新公表物の公表に伴う既公表物の修正方法についてをご覧ください。

専門委員の退任について

西川副委員長より専門委員の退任ついて説明がなされ、承認された。

審議資料につきましては審議事項(8)専門委員の退任についてをご覧ください。

報告事項

日本公認会計士協会からの公表物に係る報告

小宮山委員より日本公認会計士協会からの公表物である「連結財務諸表における子会社等の範囲の決定に関するQ&A」の改正案及び研究報告「臨時計算書類の作成基準について」について説明がなされた。

以上