日時 | 2008年1月31日(木) 13時30分~16時30分 |
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場所 | 財務会計基準機構 会議室 |
逆瀬副委員長及び中根研究員より、企業会計基準公開草案第22号「持分法に関する会計基準(案)」及び実務対応報告公開草案第27号「持分法を適用する関連会社の会計処理に関する当面の取扱い(案)」に寄せられたコメントの分析及び対応案について説明がなされた。さらに、それらを踏まえた会計基準及び実務対応報告の文案の修正点についても説明がなされ、審議が行われた。
新井常勤委員及び高津研究員より、「セグメント情報の利益の額及び資産の額の取扱い」や「組織変更等によるセグメントの区分方法の変更及び適用初年度の比較情報の取扱い」等に関して会計基準案等の記載の修正について説明がなされ、審議が行われた。
新井常勤委員及び高津研究員より、LIFOの取扱いに関し、「廃止」と「引き続き採用を認め一定の開示」の両案と「日本におけるLIFOの採用状況」、「国際的な会計基準の取扱い」、「長所・短所」などについての分析結果について説明がなされた。これらに基づき事務局からは「廃止」の方向性が示され、審議が行われた。
荻原主任研究員より、東京合意を踏まえたプロジェクト計画表において中長期項目として示されている「財務諸表の表示」に関し、IASB/FASBのプロジェクトの内容の検討と合わせて、財務諸表の表示に関する国内基準の今後のあり方について検討を行うため、財務諸表表示専門委員会(仮称)を設置することについて説明がなされ、その設置及び専門委員の選任が了承された。
豊田主任研究員より、東京合意を踏まえたプロジェクト計画表において中長期項目として示されている「収益認識」に関し、IASB/FASBのプロジェクトの内容の検討と合わせて、収益認識に関する国内基準の今後のあり方について検討を行うため、収益認識専門委員会(仮称)を設置することについて説明がなされ、その設置及び専門委員の選任が了承された。
逆瀬副委員長より、各専門委員会における専門委員の退任について説明がなされ、承認された。
板橋専門研究員より、負債と資本の区分の見直しに関するIASB/FASBの議論の動向を踏まえた検討を開始するためワーキング・グループを設置することが報告された。
資料の配付をもって報告するものとされた。
以上