ASBJ 企業会計基準委員会

第232回企業会計基準委員会議事要旨

日時 2011年10月20日(木) 13時30分~15時35分
場所 財務会計基準機構 会議室

議題

審議事項

  1. 金融商品専門委員会における検討状況について
    ①IASB公開草案「IFRS第9号の強制発効日」に対するコメント対応
    ②その他(金融資産の分類及び測定)
    ③その他(金融負債の分類及び測定)
  2. 連結・特別目的会社専門委員会における検討状況について

報告事項

  1. IASB公開草案「IFRSの年次改善」に対するコメント対応について

議事概要

冒頭、西川委員長より、現在開発を進めている「公正価値測定及びその開示に関する会計基準」に関して、最終基準化の判断にはまだ若干時間を要する見通しであり、準備期間を考慮すると、本会計基準の公開草案で提案している平成24年4月1日から開始する事業年度からの同基準等の適用は、事実上、困難な状況のため、当該時点からの適用は少なくとも無い、ということの確認がなされた。

審議事項

(1)金融商品専門委員会における検討状況について

①IASB公開草案「IFRS第9号の強制発効日」に対するコメント対応

加藤副委員長より、本年8月にIASBより公表された公開草案「IFRS第9号の強制発効日」に対するコメント案について説明がなされ、審議が行われた。

審議内容につきましては、議事要旨(1)-① IASB公開草案「IFRS第9号の強制発効日」に対するコメント対応をご覧下さい。

②その他(金融資産の分類及び測定)

加藤副委員長及び板橋シニア・プロジェクト・マネージャーより、昨年8月に公表された「金融商品会計基準(金融資産の分類及び測定)の見直しに関する検討状況の整理」のコメント分析及びコメント対応の方向性について説明がなされ、審議が行われた。

審議内容につきましては、議事要旨(1)-②その他(金融資産の分類及び測定)をご覧下さい。

③その他(金融負債の分類及び測定)

加藤副委員長及び関口専門研究員より、本年2月に公表された「金融商品会計基準(金融負債の分類及び測定)の見直しに関する検討状況の整理」のコメント分析及びコメント対応の方向性について説明がなされ、審議が行われた。

審議内容につきましては、議事要旨(1)-③その他(金融負債の分類及び測定)をご覧下さい。

(2)連結・特別目的会社専門委員会における検討状況について

新井副委員長及び熊谷研究員より、本年5月にIASBより公表されたIFRS第12号「他の企業への関与の開示」の主な開示項目について説明がなされ、審議が行われた。

審議内容につきましては、議事要旨(2) 連結・特別目的会社専門委員会における検討状況についてをご覧下さい。

報告事項

(1)IASB公開草案「IFRSの年次改善」に対するコメント対応について

加藤副委員長より、本年6月にIASBより公表された公開草案「IFRSの年次改善」に対するコメント対応について報告がなされた。

以上