第245回企業会計基準委員会議事概要
日時 | 2012年6月7日(木) 13時30分~16時15分 |
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場所 | 財務会計基準機構 会議室 |
議題
審議事項
- 包括利益の表示の検討
- 企業結合(ステップ2)の検討
- IASBアジェンダ・コンサルテーションについて
- 金融商品専門委員会における検討状況
- 専門委員の選退任について
議事概要
審議事項
(1) 包括利益の表示の検討
新井副委員長及び吉岡専門研究員より、「包括利益の表示に関する会計基準(案)等」の公開草案に対するコメント及び当該コメントへの対応について説明がなされ、審議が行われた。
(2) 企業結合(ステップ2)の検討
都常勤委員及び前田専門研究員より、企業結合における取得に要した支出の取扱い及び暫定的な会計処理の取扱いについて説明がなされ、審議が行われた。
(3) IASBアジェンダ・コンサルテーションについて
小賀坂主席研究員より、IASBにおいて2012年5月に行われた「アジェンダ・コンサルテーション」についての審議の概要が説明され、意見交換が行われた。また、2012年6月に「アジェンダ・コンサルテーションに関する協議会」(財務会計基準機構及び金融庁を事務局とし、企業会計基準委員会、日本経済団体連合会、日本公認会計士協会、日本証券アナリスト協会、東京証券取引所、経済産業省、法務省をメンバーとする。)が開催され、当該IASBの審議の状況及び各メンバーの取組みの状況について意見交換が行われた旨の説明がなされた。
(4) 金融商品専門委員会における検討状況
加藤副委員長、沖本研究員、関口専門研究員及び神谷専門研究員より、①FV-OCI(負債性金融商品)、②金融資産及び金融負債の分離、③減損に関するIASB及びFASBの暫定決定について説明がなされ、審議が行われた。
(5) 専門委員の選退任について
新井副委員長より、専門委員の選退任について説明がなされ、承認された。
以上