第326回企業会計基準委員会議事要旨

日時	2015年12月25日（金）　13時30分～16時40分
場所	財務会計基準機構　会議室

小賀坂副委員長及び前田ディレクターより企業会計基準適用指針「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針（案）」について説明がなされ、審議・採決が行われ、字句等の修正は委員長に一任することを前提に、出席委員全員の賛成をもって公表することが承認された。

冒頭、小賀坂副委員長よりリスク分担型DBに関する会計処理の検討経緯について説明がなされたのち、参考人の厚生労働省　年金局企業年金国民年金基金課　基金数理室長　山本進氏よりリスク分担型DBについて説明を受け、意見交換を行った。

その後、小賀坂副委員長及び藤澤研究員よりリスク分担型DBに関する会計処理の検討内容について説明がなされ、審議が行われた。

小賀坂副委員長及び関口常勤委員より2015年12月開催会計基準アドバイザリー・フォーラム（ASAF）の報告について説明がなされ、審議が行われた。

関口常勤委員よりIASBの2015年アジェンダ・コンサルテーションへのコメント対応について説明がなされ、審議が行われた。審議の結果、字句等の修正は委員長に一任することを前提に、本コメント・レターをIASBに提出することが了承された。

小賀坂副委員長及び板橋ディレクターより収益認識基準の開発に関する意見募集の検討について説明がなされ、審議が行われた。

小賀坂副委員長及び淡河専門研究員より権利確定条件付きで従業員等に有償で発行される新株予約権の企業における会計処理について説明がなされ、審議が行われた。

新井副委員長より専門委員の選退任について説明がなされ、承認された。

以上