2015年11月12日
企業会計基準委員会は、IFRSの「概念フレームワーク」における認識規準に関する国際的な議論に寄与するため、ショート・ペーパー・シリーズ第2号「概念フレームワークにおける認識規準」を公表いたします。また、当委員会は、2015年12月に予定されている会計基準アドバイザリー・フォーラム(ASAF)会議での討議に使用するため、ペーパーをIASBに提出しています。
「概念フレームワーク」における蓋然性規準の必要性に関して、当委員会は、本ペーパーにおいて、堅牢な記述が必要と考えられると結論付けています。しかし、同時に、当委員会は、蓋然性規準が常に必要であるとは考えておらず、行った分析に基づき、以下の提案をしています。
当委員会は、本ペーパーの分析と提案が「概念フレームワーク」の改善に関するIASBの作業に貢献することを期待しています。
以上